英語を学ぶ語学コースが他の国よりも多く、幅広い選択肢が用意されていることから、毎年数十万人もの留学生が各国より英語を学びに訪れています（ロンドンを中心に数百校の語学学校があります）。1999年6月、イギリスのトニー・ブレア前首相は、イギリスへの留学を積極的に推進する政策を打ち出しました。

イギリス留学には、小中高留学、語学留学、専門学校留学、大学進学準備コース留学、大学学部留学、大学院留学、MBA留学、アート・デザイン留学など、いくつかの種類があります。

そして、最も人気のある留学は“英語を話せるようになりたい”という理由で選ぶ語学留学で、全体の約90％と言われています。その半数以上の人たちが6ヶ月以上の長期留学を選んでいます。

語学留学するために通う語学学校は、長い伝統と実績でできた教授法によって、英語レベルに関係なく“英語は使いながら覚える”ことを基本にしています。

◇ 語学留学の主なコース

・ 一般英語(General English)・・・日常生活や仕事のために英語を習得したい人に最適です。買い物やレストランでの食事、日常生活で生じるさまざまな状況を想定した幅広い分野の英語が学べます。効果的な授業編制になっているので、読む、聞く、書く、話すの4つのスキルをバランスよく上達させることができます。

・ ビジネス英語(Business English)・・・ある程度の英語力をもっていて、仕事で使う英語を習得したい人に最適です。仕事の現場で必要となる英語に重点を置き、レターの書き方、電話のかけ方、交渉、プレゼンテーションなど、専門的な用語や表現方法が学べます。

・ 英語検定試験準備(Exam Preparation)・・・英語能力を国際標準に基づいた資格で証明したい、就職活動を有利にしたい人に最適です。ケンブリッジ(Cambridge)英検は、世界中で広く認知された資格試験で、大学、企業などで認められています。

・英語発祥の国である
・教育が優れていると世界的に評判が高い
・ 学校で取得した資格は世界に認められている
・ 語学＋αで他の分野の資格を取得できる
・さまざまな国の留学生と交流できる
・遺跡や慣習、演劇、ナイトライフ、ショッピングなど、素晴らしい文化体験ができる

入学前・入学時に英語のレベルチェックテストを受け、自分の英語力にあったクラスで勉強できるので大丈夫です。

日本人の場合、読み書きの能力は得意な傾向にありますが、会話能力がかなり落ちる場合が多いようです。授業を受けた後、自分の英語力よりも高い（または低い）レベルと感じたら、クラスを変更することができます。

手続きする時点で、ある程度（中級以上）の英語力があれば、最初から受講することができます。また、一般英語コースで入学して、英語力がついた時点でコースを変更することもできます。